小田原でも新しい選択肢として需要が高まる永代供養墓・納骨堂
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永代供養墓や納骨堂が増加している背景
永代供養のお墓は、子孫が継承しないことを前提としています。子供がいない家庭、または子供に墓管理の負担をかけたくないような家族のニーズによって昭和60年に誕生しました。
現在は核家族化と晩婚化が進み、独身の人や子供のいない人が増えているために、永代供養墓や永代供養できる納骨堂が増えています。
全国では一千箇所以上もの永代供養墓がありますが、小田原でもそのニーズは増えており、ここ10年で一気に増えているのです。
永代供養墓と納骨堂の違い
永代供養墓は、個別のお墓または合祀墓という墓石を使用して、遺骨を納めて御霊を供養する形式です。
後継者がいない人や、子孫に迷惑をかけたくない人が、一代限りでの使用を前提として利用することが多いです。もちろん、子孫代々の遺骨を納めていくという利用も可能です。
納骨堂は、骨壺に遺骨を納めて供養する形式です。通常は屋内の施設に納骨堂があり、一定期間納骨堂で供養したあとは、合祀墓に遺骨を移して供養します。
永代供養墓と納骨堂はメリット・デメリットを理解した上で選択を
永代供養墓のメリットは、子孫に迷惑をかけず一代限りで利用できること、継承墓に比べると費用が安いことです。
デメリットは、継承できないため生前に家族に説明しないとトラブルになりやすいこと、合祀墓を使うなら一度納骨すると遺骨は取り出せないことが挙げられます。
納骨堂は骨壺のまま預けることができ、都心などアクセスの良い場所にあることが多いです。しかし、建物が老朽化したときの扱いは不明であり、献花できない場所もあります。
神奈川の小田原で永代供養する場合も、それぞれのメリットとデメリットを比べて選択するようにしましょう。