小田原市の永代供養と比較検討したい「樹木葬」とはどんなもの?
- 投稿日:2019年6月10日
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樹木葬はどんなお墓?
樹木葬は、墓石の代わりに樹木をシンボルとする形式のお墓となります。樹木が墓標になるため、樹木の成長や季節による変化を感じることができるのが特徴です。
お墓参りのときも墓石に向かって手を合わせるのではなく、生きている樹木に向かって手を合わせることになるため、故人が樹木を通して生きているかのような実感を得る人もいます。
桜や楓などの樹木をシンボルにするケースや、バラなどの花でガーデン風にするケースなどがあります。
樹木葬での埋葬方法
樹木葬は通常のお墓と同じく、墓地として許可を得た土地で行われるものとなります。
山に散骨するのと同じ意味で捉えられることもありますが、許可を得た土地で行うこと、散骨のように撒くのではなく遺骨を埋めるという点で違うものになります。
また、樹木葬では、遺骨・遺灰を区画割された個々の場所に埋める都市型タイプと、シンボルとなる大きな樹木の周辺に埋めるシンボルツリータイプがあります。
樹木葬にかかる費用
樹木葬にかかる費用の相場は、区画割された個別の樹木の元に遺骨・遺灰を埋める場合はおよそ70万円前後、大きな樹木の元などに他の人と共に合祀する場合はおよそ30万円前後となります。
個々の区画を使うのか他の遺骨と合祀にするかで、費用的には差が出てくるということになるわけです。なお、合祀のオプションで名前のプレートを付ける場合は、プレート代金が費用に追加されます。
寺院の永代供養との比較ポイント
寺院の永代供養と比較すると、樹木葬は墓地や墓石にかかる費用が抑えられます。
供養のタイミングについては、どちらも同じで、年回忌、月命日、お盆などに供養をすることができます。
ただ、一般的なお墓のように、お花を生けて線香を供えるといった供養は行えない場合が多いようです。そのようなお参りをしたいという方は永代供養をおすすめします。